進学・就職

進路指導

「進路」を「本気」で「考える」 

 校長 中塚 詠子

 「進路指導」…いやな言葉だ。高校時代、私の成績はめちゃくちゃだった。良い成績の科目とそうでない科目の差がひどすぎたし、良い成績の科目が好きかといえばそうでもなかった。好きな科目ややりたいことと成績はマッチしていなかった。
 私の在籍した高校は進路指導なるものはほとんどなかった。「自分の進路のことを他人に相談するなんて意味がない。だって進学するのは自分なんだから」「自分の進学先の最新情報を本人が取り切れずに先生に相談して教えてもらうのは恥ずかしいこと」という校風だったからだ。担任や進路指導の先生からいただいた言葉は「いいんじゃない」か「相当受験勉強が必要だね」の二つだったように思う。長いこと私にとって「進路指導」という言葉は、ほったらかされた生徒に心のこもらない二つの言葉を投げ捨てることと同義だった。
 敬和の進路指導はそうではない。一人ひとりが違った存在なのだから当然進路も一人ひとり違う。何を学びたいと考えているのか、どんなことに適性があるのか、どんな人になりたいのか、そこをとことん考えるのが本来の「進路を考える」ということだと思う。それが敬和での「自分探し」の一つのあり方である。
 「学ぶ」ことは一生だ。いくつになっても学ぶことは多い。仕事や事柄を通して学ぶこともあるし、出会いを通して学ぶこともある。うまくいくことばかりでなく困難の中からも実に多くのことを学ぶ。一生学ぶということを前提に進路を選び取ってほしい。学校で学ぶことがすべてではない。だから「学校名」や「偏差値」や「今の自分の成績ではまる条件の学校選び」は意味を持たないということを強調しておく。
 興味のあること、勉強したいこと、必要に迫られることなど気持ちが本気で「学び」に向かったときに情報がどんどん入り出会いが与えられる。普段使っていなかったアンテナがピンと張って必要な事柄が明らかになっていくからである。進路に対する皆さんの本気を期待する。本気のチャレンジが思い通りにいくとも限らない。失敗もあるだろうし進路変更もあるだろう。
 その揺らぎが大切だ。私たち教職員は全力を挙げてその揺らぎに寄り添い、一人ひとりへの支援を約束する。

■進路指導年間スケジュール

日 付スケジュール動き
4月末進路ハンドブック配布 3年生対象
5/22(水)第1回進路希望調査 
6月進路ハンドブック配布 2年生対象
6/23(日)敬和学園大学オープンキャンパス 
7/9(火)敬和学園大学 訪問1年生対象
7/9(火)第2回進路希望調査(実質的にこの調査で指定校推薦希望をほぼ決定とします)
7/13(土)敬和学園大学オープンキャンパス 
8/3(土)敬和学園大学オープンキャンパス 
8/27(火)1、2年生進路アワー1年生へ進路ハンドブック配布
8/28(水)第3回(最終)進路希望調査(微調整のみ。これ以降の指定校推薦希望は受け付けない)
8/30(金)第1次指定校推薦校内公募締切/専門学校 
9/3(火)第1回推薦会議 
9/6(金)第2次指定校推薦校内公募締切特別指定校(桜美林大学、関西学院大学、国際基督教大学、玉川大学、同志社大学、東北学院大学、北星学園大学、明治学院大学、立教大学)
9/10(火)第2回推薦会議 
9/18(水)第3次指定校推薦校内公募締切特別指定校(上記以外)/一般指定校
9/20(金)第3回推薦会議 
9/20(金)第4次指定校推薦校内公募締切敬和学園大学のみ
10/1(火)第4回推薦会議 
10/15(火)第5回推薦会議予備回
11/6(水)進路・カリキュラムデー1、2年生(1年生は文理選択とカリキュラム選択について)
2/5-6進路デイズ2年生対象