学校案内

校長挨拶

自分探し -未来のあなたに出会うために-

2016kocho

校長:小西 二巳夫

 敬和学園は創立以来50年間、「敬神愛人」を建学の精神として歩んできました。教育の柱として「小人数教育」「個人の尊重」「キリスト教に基づく人格教育」「国際的視野に立つ教育」「労作教育」「寮教育」を大切にしています。これらの教育を総合的に行うことによって、一人ひとりは確実に人間的成長をとげます。同時に国際社会の主体的一員にふさわしい人格を身につけていきます。

 敬和学園は3年間の学校生活を「自分探し」と呼んでいます。この自分探しによって、自己中心的ではなく共に生きるダイナミックさを持った人に、生きる喜びと一生学び続ける姿勢を持った人に、そして自分の使命を見出せる人に、なることができます。

 敬和学園でぜひ充実した高校生活を過ごしてください。

 

一人ひとりを大切にする敬和学園は
   人気(にんき)ではなく人気(ひとけ)のある学校です

 表紙の質問を考えてくださってありがとうございました。
 aとbにふさわしい答え、すぐに見つかりましたか。
 難しいと思った人、おられるでしょうか。すぐにわかったという人、すばらしいですね。
 それでは人気(にんき)と人気(ひとけ)を通して
 敬和学園が大切にしていることを書かせていただきます。

敬和学園は人気(にんき)がありません
 人気(にんき)を辞書で調べると、世間一般の評判とあります。周りが自分をどう見ているかは気になります。でもそればかりを考えていると、自分の考えていることや言いたいことが言えなくなります。それでは毎日が楽しくありません。それを気にしながらの学校生活では息苦しくなります。そういう意味で敬和学園は人気(にんき)のない学校です。
 敬和学園はそれぞれが持っている違いを大切にしたいと考えています。聖書に次のように書かれています「・・・目が手に向かって『お前は要らない』とは言えず、また、頭が足に向かって『お前は要らない』とは言えません。
 それどころか、体の中でほかよりも弱く見える部分が、かえって必要なのです」。弱いこともまたなくてはならない大切な個性だということです。

敬和学園は人気(ひとけ)があります
 人気(ひとけ)は、人のいるようす、人間らしいこと、と辞書には書かれています。敬和学園はそれぞれの持っている人間らしさを大切にすることから学校生活が始まります。
 ある生徒が話の流れから私に尋ねました。「校長先生はどんな時の敬和が好きですか」。私の答えは彼にとって心外だったようです。それはそうでしょう。私は「それは生徒の誰もがいない長期休みの時かなあ。人気(ひとけ)がないということは、問題は何も起こらないということだからなあ」と答えたからです。
 彼の真剣な顔に私はあわてて言い直しました。「冗談!冗談!本当はお互いが少しニコッとして、あいさつを交わす時かなあ。そんな時に敬和の人の温もりというか、人間らしさを感じる。その安心がうれしいなぁ。」

敬和学園にはないものがあります
 他の学校に必ずあって敬和学園にないものがあります。それは塀やフェンス等です。だからといって仕切りがないわけではありません。
 敬和学園の内と外では流れている空気が違うといわれます。敬和学園の中には人気(ひとけ)が、人の気配が、つまり温もりやあたたかさがあるのです。それらは学校生活を充実させるためには欠かせないものです。
 ゆっくり深呼吸ができてこそ学びたいとの意欲やエネルギーが内側から湧き上がってきます。
 敬和学園はその人の力や能力を内側から引き出すことのできる学校です。

人気(ひとけ)のある敬和学園で成長する自分に出会ってください
 夜の学校はふつう人気(ひとけ)がなく冷たい空気が流れています。でも敬和学園には夜もまた人気(ひとけ)があるのです。
 それは180名を超える寮生と寮の先生たちとその家族、そして校長の私も学校の敷地内に住んでいるからです。寮のそれぞれの部屋から学習に集中する雰囲気が伝わってきます。テキストのページをめくる音が聞こえてくるようです。それに加えてなごやかな歌声や楽しそうな笑い声が響いてきます。
 敬和学園は1日中人気(ひとけ)があることから生まれる温もりや人間性を大切にする空気で満たされています。

 あなたも一人ひとりの存在をあたたかく包む人気(ひとけ)のある敬和学園で、日々成長していく自分にぜひ出会ってください。